春にクロスバイクを買った。
なかなか気に入った機能・デザインで乗らなかった夏場も部屋に置いて愛でていた。
秋になったら思いっきり走りに行きたい。
そんな愛車を紹介したい。
Featherについて
日本の大きな大きな山、富士山をロゴに掲げる日本生まれの自転車メーカー『Fuji.』のクロスバイク、Fether。
街にも自然の中にもなじむ軽やかなフォルムを気に入っている。
Fetherは自転車の中でも競技で使われるような『単機能な自転車』で、ギアチェンジをする必要がなく余計な装飾物もないためとても軽い。
女性の私も、肩に担いで階段で持ち運べるほどだ。
装備品
ペダルを漕がずに惰性で進むことができる「フリーギア」を搭載していて、足を止めて風を感じることもできるし、坂道を勢いよく下ることもできる。
標準装備のドロップハンドルは、走行中様々な体制に変わることができて、ちょっと遠出するときはとても便利。
私は初期装備のすべり止めを力尽くで剥がして可愛い色のバーテープを巻いている。
恐らくバーテープに巻き替えるのは基本のカスタムであるが、初期装備のすべり止めを剥がすのにはだいぶ苦労したしほとんどキレながらやった。
本格的な改造に興味がなくてもちょっとした場所を自分でカスタムすると愛着が沸いて愛しさもひとしおである。
サドルは硬く私のような初心者にはお尻が痛くて痛くて厳しかったので、慣れる気もなくふかふかのサドルカバーを被せている。
あるとないとでは大違いで、このサドルカバーがあれば何日連続でも自転車に乗っていられると思う。
また、スポーツ用自転車全般に言えることだが鍵がついていないので、自分でチェーンやワイヤーのロックをつけることになる。
ナンバーで開錠するタイプは、4桁ないとセキュリティーが甘いにも関わらず普通に3桁しかない製品が存在するので注意しよう。
私は、気に入ったチェーンが3桁だったので、ナンバーではなく鍵で管理するチェーンを買った。
そしてなんと、ママチャリには絶対ついているスタンドもない。
別途購入して販売店でつけてもらった。
それから、ライトもお家で後付け。
あると楽しく乗れるのはサイクロコンピュータ。
車輪に着けたパーツをもとに、時速や総走行距離を表示してくれる小さな機械である。
私の自転車には、夫のものと同じCAT EYEというメーカーのサイクロコンピュータをつけた。
夫と、「今◯◯キロ!」と表示される数字を読み上げながら走るだけだが、それが楽しい。
大きさ
身長160センチの私は、現在49cmのフレームに乗っている。
目当ての色の在庫がそれしかなかったためだが、選べるなら推奨サイズの43cmが絶対にいいと思う。
でも、好きな色が品薄で49cmしかなかったら、それはそれで頑張れば乗れる。
逆に危険な走行をしないよう気をつけるのでかえって良かったかも。
まとめ
Fetherで山に登ったり梅を見に行ったり遠くまでカレーを食べに行ったり、いろいろなところに行った。
感覚的には、乗り物というより足の拡張機能。
自分の足で漕ぎ、自分で道を選択して行く自転車という道具ならではの特性がそう思わせるのだと思う。
乗っているというより使っている感が強い。
機械というよりも、道具。最高である。
これからGR IIやポメラもレビューを書いていくけれど、FetherはGRⅡやポメラが好きな私にぴったりな自転車だった。
追記
今見たら、バージョンチェンジして新たなかわいい色が追加されていて興奮。
Foggy Forest、かわいい〜〜!!