突然だが、私は数年前までものが多いオタクだった。
社会人になり、自由にできるお金が増えて、あれもこれもとグッズを買っていた。
当時は名探偵コナンが好きで、身近にちょうど、私の推し以外のキャラが好きな友人がいたのでグッズが出ると箱ごと買い占めて二人で分けていた。
その当時の部屋の様子がこちらである。
とてつもない
とんでもなく広い家に住んでいるとか、倉庫を借りているとか、そういうわけでは勿論ないため自室は雑然としていた。
それが今では、このA4クリアケースに収まるだけになった。
ヒロアカの推しは切島くん
掃除は楽だし管理も楽だし、おまけにお金になった。
勿論得たお金以上のお金を購入時には支払っているのだが、それでも臨時収入は嬉しかった。
あの部屋からこの状態になるまではおよそ三年が経過している。
グッズを減らした経緯
家族で行った引越し
物心ついた時から暮らしていた部屋の物を全て段ボールに詰めて大移動したという経験は、私の心に張った根のような物を粉砕した。
どうやら私は一度家に入れた物を手放すのが苦手なようだ。
しかし一度外に運ばれて知らない家に運び込まれた物たちへの愛着は、明らかに薄れた。
手放していく過程でも、これらは決して一生物ではないと感じている自分に気が付いた。
一生大切にしようと思って手に入れても、その一年後にはフリマアプリや買取業者に売っている。
よく考えなくても、これは無駄である。
新型コロナウイルスの流行
いつどこで感染して命が終わるかわからないと思った。
それでなくても地震や事故で、同居している母が私の部屋を悲しみに暮れて整理している時に掘っても出てくるアクリルキーホルダーやラバーストラップ、フィギュアやアクリルスタンドばかりでは刺激が強すぎるではないか。
静かに悲しめないに違いない。
推しのグッズを大切にできていないと思った
集めることが目的になっている自分に気が付いたのである。
今は漫画ではなく、アーティストを主に追っているのだが、グッズは本当に欲しいものをよく考えて購入している。
グッズの売り上げが収入になったり、コンテンツを盛り上げることになったりもするが、一番は自分自身が楽しんで応援し続けることが大切だと思う。
幸い推しも配信でそう発言してくれるので、信じて自分のペースを守っている。
こうして殆ど手放したグッズ達であるが、私は購入して売却するという流れ自体は後悔していない。
沢山買って沢山手放したことで、我を失わずにお金を使うことについて学んだと思っている。
グッズを減らした方法
そして今手元にあるのはフリマアプリで売れた時の梱包のスキルと、買取業者を気軽に利用できる慣れだ。
やっぱり、大切にしていた物をゴミ箱に放り込むのと買取業者で買い取ってもらうのとではメンタルに雲泥の差が出る。
飽きたとはいえ、ゴミ置き場で回収されるのを待つグッズを見るのは辛いものだ。
今は近場になくても郵送で買い取ってくれる業者もたくさんあるし、利用してみるといいと思う。
↓画像をクリックすると買取業者『ざうるす』のサイトに移動します↓
フリマアプリと買取業者の大きな違いは、手放せるスピード感だ。
フリマアプリではどうしても、買われないと手放せない。
その点買取業者では、送ってしまえば手元からはなくなり、あとは業者の作業を待つだけ。とっても簡単。
だいたいの流れは、
送る物をリストアップする→見積もり依頼をする→結果に満足であれば申し込んで送る→買取完了
という感じ。
家に眠っているグッズでも、調べてみると思ったより値がつくものもあるので面白い。
ちょっとした宝探し気分で楽しめる。
まとめ
大切に集めたアニメグッズ、必ず減らさなければならないわけではないけれど、減らして部屋の清潔は格段に保ちやすくなった。
不思議と部屋の居心地もアップしたし、インテリアを楽しめるようになった。
結構いいこともあるよ。