私は星座占いを見るのが好きなのだが、見るたびに自分のことながら牡羊座だなぁと思っている。
礼儀よりも情を重んじるところ、白黒付けたがるところ。気が短く怒りは態度に直結しているし、自分が一番なあまりそれの何が悪いのかと思いながら生きている。
自分のことを丈夫だと思っているし、単独行動は苦じゃないし、率先して何かを決断することが好き。
でも、あまり当てはまらないと思っているところもある。
例えばパイオニアだとかリーダー気質だとか。
社会に出て働いていればリーダーは既にいるし従わざるを得ない。
全ての牡羊座が起業してリーダーになればこの世はひよっこ会社ばかりになるのではないだろうか。
母も同じ牡羊座だがパイオニアでもなければリーダー気質でも特にない。
好きな占い師、石井ゆかりさんの本に星座占いは国のようなものだと書いてあった。
同じ国に生まれた人が全く同じ性格にはならないように、牡羊座の人々にもそれぞれ個性がある。
それでもどこか似通った部分があるらしい。
たしかに、母と私は雰囲気が似ているかも。
頭が大きくて中肉中背なところとか、前に挙げた性格的なところでも似たところがいくつかある。
もしかして、ただの遺伝かもしれないが。
石井ゆかりさんのサイト「石井ゆかりの星読み」で読むことができる、「12星座について」で書かれている牡羊座の章が私は大好きだ。
星座占いは人生に例えられ、世界に生まれて自分を見つけ、他者を見つけて人生が魚座で完結したあと、牡羊座がやってくるというお話。
もちろん12星座分あるので、興味があれば読んでみてほしい。
もう一人の好きな占い師であるしいたけさんは、占うときに各星座をまるで一人の人のように扱う。
それが私はすごく好きで、占いを読んでいる時もまるで牡羊座という親友について書かれているような気持ちになるのだ。
良いことが書かれていれば自分のことのように嬉しく、悪く書かれていると肩を持ちたくなる。牡羊座の私と牡羊座という概念との不思議な関係。
いつも心に素直で明朗な牡羊座の概念を。
そうして社会を生き抜いていきたい。