先日のこと。
二年使用しているiPhone SE 第二世代のバッテリーがいよいよ劣化してきて、一日使うのも心許なくなってきたため京都のApple Storeにバッテリーを交換しに行った。
十二時前に入店し、出来上がり時刻がなんと十四時だった。
以前に交換した時は数十分でやってくれたため驚きつつ、私はスマホを持たない数時間を選択したのである。
スマホがないので地下鉄の料金表を見ながら乗り換えの駅と、行き先のホームを確認。そして全力で頭に叩き込んだ。
車内では本を読んでいたが、駅名などの記憶が抜け落ちないように集中はできない。
目的の駅について、達成感を感じながらもいやいや帰りもあるしまだ油断ならないと変なプレッシャーをおぼえつつ、歩くこと数分。
目的の京都市動物園が見えてきた。
ご飯くれ〜と鳴いていたロバのハルちゃん
ちょうど、動物たちは昼ごはんの時間だったのだと思う。
可愛いロバがいたので写真を撮っていると、落ち着かなく鳴き始めた。
その声の、切ないこと。
楽しみに楽しみにしているんだろうな。
栗色の毛にパステルカラーの紐が可愛い。
私をメロメロにしたレッサーパンダのミーミー
とにかく見てください。
可愛すぎる。
レッサーパンダ舎の前で、四十分くらい立ち止まっていた。
そういえば前に来た時も私はレッサーパンダに夢中だった。
同一レッサーパンダかはわからないけど。
こんな風にできるのもソロ動物園の醍醐味である。
そしてミーミーにもご飯の時間がやってきた。
運動場に撒かれたリンゴを探して食べるのだ。
まずは切り株の上に。
手を使って器用に食べている。
お次は木の間。
まるいお腹がたまらない。
もちろん、お腹の中が脂肪だけではないのは言うまでもない。
たくましく生き抜くための筋肉も隠されているのだろう。
食べたあとの手のお手入れもたまらんかった。
食後は木に登り、丸まって眠っていた。
猫みたいだなぁ。
最初にパンダと呼ばれていたのは、あの白黒のパンダではなく実はレッサーパンダの方らしい。
パンダとは「竹を食べるもの」という意味の「Ponya」から来ていて、レッサーは「小さい」という意味。
英語では「RED PANDA」と呼ぶことが多いとエリア内の看板に書いてあった。
美しいキリン
キリンの顔ってどうしてこんなに美しいのだろう。
最高に整っていると思う。
優しそうだがメスを奪い合ってオスは首をぶつけ合い戦うと聞いたことがあるから油断ならない。
ヒツジのチョコちゃん
こっそり我がブログ『ひつじと四重奏』のヘッダーを作成したので見てほしい。
そのモデルこそが、チョコちゃんである。
ふれあい広場で出会える。
高齢らしく、鼻の辺りに白い毛が生えている。
ふわふわの毛の中は暖かくて私はチョコちゃんが大好きになってしまった。
ふれあい広場には休憩時間があるが、休憩時間中はこの陰に寝転んで過ごしていた。
飼育員さんに撫でられると少しテンションが上がる。
おおらかそうな可愛い子だった。
他にも個性豊かな生き物たち
平日の動物園は人が少なく、美大生がデッサンをしていたり少しの子連れが歩いている程度の静かな場所だった。
じっくり生き物を観察することができて、楽しかった。
そして日常へ
小腹がすいたので、園内で「お好み焼きまんじゅう」を食べた。
この紙にスタンプされている猿たち、片方は「女好きで男嫌い」であり片方は「男好きで女嫌い」である。
一匹一匹の個性をじっくり観察して説明書がされていて感動する。
また電車に乗ってiPhoneを引き取りに行った道中最近気になっているブランド「アークテリクス」の広告を見つけて思わず撮った。
格好いいなぁ。
動物たちを動画にも撮ったので興味があれば見てね。
京都市動物園@レッサーパンダのミーミーとロバのハル - YouTube
本日のカメラ SONY α7c
本日のレンズ SMC Takumar 135mm F2.5