ひつじと四重奏

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抱負という字について

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みなさま、新年明けましておめでとうございます。


改めて年始の空気を肌で感じてみると、民家の玄関に門松やしめ縄が飾られ、人があまりで歩かず、微かに窓から漏れ出るテレビの音を聞きながらシンとした道を一人観察し歩く空気が一年のうちで一番好きだ。

色に例えるなら、厳かに張り詰めた、少し濁ったような空の青さ。

カラーコードで指定するならR:173 G:216 B:230である。

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lightblue #add8e6の色見本とカラーコード - 原色大辞典


二番目はクリスマスから年末にかけての、慌ただしくも浮き足だった街の感じだ。

みんなで年末年始を楽しみに待ち焦がれている雰囲気が楽しくて仕方がなくて、意味もなく街に繰り出してみたりする。


さて、お正月といえばさまざまな番組でゲストが今年の抱負を尋ねられていた。

おめでたい日に考えるべき事柄に、『負け』という字が入っていることが気になって、『抱負』という漢字の意味を調べてみた。

私自身は漢字それぞれの意味を並べて、「昨年の負を抱いて(鑑みて)今年改めるべきこと」のような意味合いかと思ったが、どうやら違うらしい。

「抱」は「心にいだく」意、「負」は「頼む。 頼りにする」意ということです。 「抱負」は「心に頼みとすることを思う」ということから「心の中に抱く考えや決意」という意味になったのです。

「抱負」の意味とは?語源や「目標」との違いを解説!|類義語・例文|語彙力.com

今年こそ、これだけは……!そんな意気込みを、心に抱き頼みにする。そんなイメージ。

そう思うと、新年に相応しい感じであるような気がしてきた。


ちなみに、私の令和五年の抱負は〝楽しくないことにもどこかに楽しみを見出していけるようにすること〟だ。

去年からぼんやり心がけていたことだが、仕事中なんかはこれができるようになってきた。

パソコン作業なのをいいことに、形だけは机に向かいながら当ブログに何を書こうかと考えてみたり、抱負の意味を調べてみたりと凡そ褒められることではないことをやっている。

一年中忙しいわけではないのだから、たまにはそんな日があっても良いじゃない。