この子の写りに魅了されて、私はフィルムを始めたのだ
Konica C35。
EFは持っていたものの(この前お嫁に旅立った)、この外観の可愛さもさることながら、ぱきりとした写り、身軽さ
KonicaC35でスナップを撮っている方のブログを読んで、私はこのカメラが欲しくなった
はあほしい、ほしい、と今年の春、お目当てのカメラの名前を忘れないよう心の中で復唱しながら、私は初めて中古カメラ屋さんに足を踏み入れたのだ
しかし、持って出たのはCanon AE-1 programme
これの方がいい!とカメラ屋さんに勧められたのだ
実際、これの方が良かったのかもしれない
フィルムを巻き上げる重さ、バシッと大きなシャッター音
レトロで大きなフィルム一眼レフは、フィルムの楽しさを体いっぱい使って教えてくれた
今も私の大切なカメラのひとつ
おかげで私は今日まで、フィルムで撮っている
今日も、ただ単純に、久しぶりに使おうと思って日曜日に持ち出し、撮り切ってきたフィルムを現像に出した
お願いします、と言った時、カメラ屋さんが何かを企んだように笑った「Konica、ほしい?」「えっ、ほしい」
そうして、取り出されたのがこの子だ
カステラの法則というものがある
カステラ好き!美味しい!と言っていると、カステラから集まってくる
このカステラ美味しかったよ、お土産カステラにしたよ、という風に
私もKonicaほしい!と口にした
カメラ好きの叔父にも、カメラ屋さんにも
だから舞い込んできてくれたのかな、なんて思いながら今日はひたすらフィルムの入っていないKonicaを愛でた
明日は仕事だけどフィルムを入れて持って行こうかな…歩いて出勤できたら最高なのに