ひつじと四重奏

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雪見くんとあげいんくんの五年ぶりのツーマンライブ『VS』に行ってきた

ボーカロイド楽曲をカバーし歌って投稿する、「歌い手」と呼ばれる人たちがいる。
2023年7月22日、私の推しである歌い手の雪見くんとあげいんくんの五年ぶりのツーマンライブ『VS』に行ってきた。

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前日、運悪くぐっきり首を煩い、参戦は絶望的かと思われた。
朝起きても全くよくなっていない首の状態に泣きそうになりながら、私は母が「腰が痛かったけどロキソニンを飲んだらなんか治った」と言っていたことを思い出した。

 

私も飲んでみようと痛みのためいつもより少し早く目が覚めた当日の朝、朝食を食べてからロキソニンを飲んだ。
するとどうであろう、薬が切れてもなぜか痛みがぶり返さなかった。
奇跡が起こったのである。

 

会場は大阪のバナナホールというライブハウスだった。
意気揚々と大阪駅に降り立ち、阪急を超えて商店街を二つ分歩いて行くと、すぐに見つかった。
会場に着くまでにバナナの柄シャツを着た男の人を見つけたので、スタッフかな?と思ったが、どうやら無関係だったらしい。

 

入場の列にはかわいく着飾った女の子たちがたくさんいた。
私と同じ一人参加も人もいたので心強かった。


***

 

楽しいことについて、その場を楽しむあまり記憶が長く持たない私の簡単なライブレポをお届けしたい。
なお、曲順は思い出した順になっており、セットリストの順番とは全く異なっている。
忘れてしまっている曲もあるし、聞いたことがなくて題名がわからない曲もあった。

 

開演前、舞台裏から円陣を組む声が聞こえた。
始まる興奮でドキドキした。

 

最初に登場したときは、チェーンやシルバーアクセサリーを合わせた格好いいおしゃれな衣装だった。


衣装チェンジでは、肩にキラキラがついている白を基調とした王子様衣装だった。
あげいんくんの甘いイケメン顔と、雪見くんのきりっとした美しい顔によく似合う。

 

・VS (二人)
一曲目は今回のツーマンライブの顔である、『VS』。
ライブのために作られた曲だ。はじまった~!と会場中が思ったと思う。

 

・絶対敵対メチャキライヤー (二人)
ライブが始まる前に投稿されたデュエット曲。
学校の問題児と優等生が出てくる曲で、結局喧嘩するほど仲がいいというようなまとまり方をするこの曲は、あげいんくんと雪見くんにすごく似合っていた。

 

・ブラッディ・グルービー (二人)
こちらもライブが前に投稿された曲だった。
原曲も好きだったので、あげいんくんと雪見くん二人の歌声で聞くことができて大満足。

 

・ファンサ (あげいんくん)
アイドルスイッチが入ったあげいんくんが完璧に歌い上げていた。
愛のこもった投げキッスをたくさんしてくれた。
最高である。

 

・ラヴィ (あげいんくん)
この曲は合いの手や掛け合いがたくさんあって楽しい。
にこにこのあげいんくんと一緒に歌うことができて嬉しかった。
合いの手や掛け合いにライブの楽しみがほとんど詰まっている。

 

・名前がわからないかっこいい曲 (雪見くん)
名前がわからなかったけどかっこよかった。
スタイリッシュで、わからないなりにノリノリだった。

 

・馬鹿ばっか (雪見くん)
こちらは雪見くんのオリジナル曲。
アップテンポで飄々と歌っていく雪見くんが素敵。
ダンスではないけど、振り付けというかステージ上での振る舞いも余裕があってかっこいい。
ライブ映像がYouTubeに出ていた気がするので興味があったら見てほしい。

 

アイデンティティ (あげいんくん)
雪見くんが歌うときよりかっこよく歌うのが目標だというあげいんくんのアイデンティティ
普段歌っていないとは思えないくらい堂々と歌い上げられてて、大興奮した。

 

・おじゃま虫 (雪見くん)
歌う前にあまりにも照れて、「そんな恥ずかしい曲じゃないから!」とあげいんくんに突っ込まれてはじまった雪見くんのおじゃま虫。
伴奏中に顔を覆ってしまったり、とにかく可愛い雪見さんが見られた。

 

・ベノム (二人)
大好きな曲で、はじまった途端飛び跳ねて喜んだ。

 

・ラブヘイトマジョリティ (あげいんくん)
あげいんくんの定番の楽曲で、絶対聴きたい曲だったのですごく嬉しかった。


衣装チェンジ王子様衣装

・ロメオ (二人)
中合わせで歌い出しを歌うのが定番で、衣装もロメオの曲調にぴったりで最高だった。
ジャンプする箇所が楽しかった。
客席のペンライトも跳ねていて、みんなが楽しそうだった。

 

・アクター(二人?)

夢中すぎてあんまり覚えてないけど、みんなでナーナーナナーナーナのところ歌った気がする!!!!!!!

 

ヒバナ(あげいんくん)

聞いたことなかった曲だけど、めちゃくちゃかっこよくて盛り上がった。

 

アンコールはツーマンライブのオリジナルTシャツに着替えての登場。
二人もお気に入りだったみたいで、買えばよかったと後悔した。
雪見くんは白で、あげいんくんは黒を着ていた。

 

・大嫌いなはずだった。


・東京サマーセッション

 

どちらも聞いたことがない曲だったけど、可愛くて曲名を覚えた。
アンコールでちょっとラフな気持ちになったのか、あげいんくんも雪見くんもMCに花が咲いてたくさん話してくれた。

歌っている途中も二人の仲の良さを見せつけられて幸せだった。

 

***

 

普段のライブでは、アイデンティティは雪見くんが、おじゃま虫はあげいんくんが歌うことが多いのだが、ツーマンライブということで企画としてお互いの持ち曲が交換されていた。


あげいんくんは可愛い系の曲を歌うことが多く似合っていて、ノリノリで普段歌っているけどそういう曲をあまり歌わない雪見くんはおじゃま虫を歌う時すごく恥ずがっていた。

客席のどこを見ればいいのかわからないと本気で照れていて可愛かった。
ぱふぱふにゃーにゃー」の部分を一緒に歌った。

 

ロメオはあげいんくんと雪見くんの定番デュエット曲なのだが、歌い始め背中合わせの時に雪見くんがすごく体重かけてくるらしく、あげいんくんがMCで文句を言っていて可愛かった。


「背中を預けてるんだよ」「信頼されてるってことか!」とポジティブに言い換えて喜んでいた。かわいい。

 

ファンに、こんなに関係性築けて羨ましいだろ!ここまで登ってこい!歌ってみた出せ!と雪見さんの隣を指して行った後に、雪見さんが「リスナーが歌ってみた出してAdoみたいになって歌姫みたいになったらどうしよ」とコメントしたのが楽しかった。

 

今までライブは配信でしか見たことがなくて、『ラブへイトマジョリティ』の合いの手ができたことが嬉しかった。
雪見くんとあげいんくんが以前加入していたグループ、mono palette.のライブを配信で見たときもあげいんくんが歌っていて、その時はコロナで無観客ライブだったため、他のメンバー三人が合いの手をやっていて、私もやってみたかったのだ。
もちろん会場は盛り上がった。


あげいんくんの声出しの煽りは頑張ったら褒めてくれる優しい煽りだった。

 

記念撮影では、なんでやねんどないやねんユニバ!で写真撮った。
二人とも関西弁をやたらと気に入っていて可愛かった。

 

久しぶりのライブ会場はお腹の底が揺れてギラギラ眩しくて最高だった。
実は、最後に行ったライブはもう十年近く前で、ちょっと緊張して行ったけど会場を出る頃には充足感で満たされて、また次も絶対行きたいなと思っていた。


ジャンプしたり腕を振ったりして楽しかった。
ペンライトもmono palette.のライブがあったときに行く予定もないのに買ったものをやっと使うことができた。

二人の色に染まったたくさんのペンライトで満たされた客席を二人は喜んで見てくれただろうか。

 

二人は普段、SNSであまり素顔を公開しないし、しても一部をスタンプで隠しているので加工が乗っていない歌っている顔を生で見るのは初めてだった。


あげいんくんは本当にアイドルにいそうな可愛いかっこいい顔立ちで、曲の途中で笑ったり口をとがらせたり、表情豊かでずっと見ていられた。
雪見くんはアルバムのリリースイベントでお顔を見たことがあったけど、ライトに照らされたアーティストとしての彼は、どんな角度も美しくて眼福だった。

 

昔、mono palette.のライブに行った夢を見た。
四人のステージを見ることはついに叶わなかったけど、生で見るライブの方が何倍も楽しくて、また行きたいと思った。

また東京よりも蝉がうるさい大阪に来てほしい。